<h1>〜<h6>までのhxタグ
hx(<h1>〜<h6>)のタグは
見出しを表すブロック要素のタグ
です。
インターネットはそもそも軍事用途で開発され、その後、学術分野で発展を遂げました。
そのため、「ユニバーサルに情報を共有するもの」という考え方が根底に存在します。
つまり、インターネットは情報を多くの人に論理的に伝えることを目的としているのです。
その論理構造の中でも特徴的なのが、段階的な見出しレベルを示す<h1>〜<h6>タグになります。
重要な順に<h1>〜<h6>までの段階があり、最も重要な見出しは<h1>タグで囲い、次に重要な見出しは<h2>タグで囲む、というように使用します。
HTMLにはこのような文法があり、この見出し要素には通常その情報のテーマに近い語句が含まれるはずです。そのため検索エンジンもこの要素に強く重み付けを置いているのです。
見出しタグは<h1>から順に使用する
この見出しタグはその文章中での見出しレベルを表すタグですから、文書の中で最初に出現する見出し要素は必ず<h1>でなければなりません。
見出し要素が<h2>から始まることはあり得ないことですので注意が必要です。
<h1>タグでマークアップする文字列は、その文書の最も重要な見出しであり、そのページのテーマを表すものであることから<title>要素に含まれているものと似たような内容になるはずです。
SEO的にも、メタ要素の中で最も強い重み付けを受ける<title>タグとBODY要素の中で最も強い重み付けを受ける<h1>タグの内容を同じにしておくことは効果が大きいといえます。
また、
1ページの中で使用できる<h1>タグは一回だけ
になります。
論理構造によって、<h2>〜<h6>のタグが何度も出てくることは考えられますが、
最も重要な見出しである<h1>タグが、2回も3回も出現することは、論理構造の破綻につながります。
<h1>の前に<h2>が出現したり、<h1>が何度も出現するサイトは、スパムにならないとしても<hx>タグが無視される可能性がありますので、気をつけてください。